炭・薪を使って、電気・ガス代ゼロ其の壱

リンゴの木から炭、薪を作り、冬の暖房代を節約します。 

 リンゴの木は、1年の間に、リンゴの実を付けるだけでなく、木自体も大きく成長します。その為、美味しいリンゴを収穫するには、伸びた枝を切る仕事(剪定)が必要です。この作業をしないと、枝が込み合い、リンゴに太陽の光が当らず、味が落ちてしまいます。

 しかし、切った枝を単に処分するだけでは、エネルギーの浪費になってしまいます。そこで、切り落とした枝より炭を作り、我が家の暖房に使います。 目指すは、電気、ガス代ゼロ!!

リンゴの木が活動を休止し、冬眠している冬の間に、枝を切り落とします。

                       

切り落とした枝を、大きさ別に分け、炭焼きの準備をします。

               

 細い枝 

 一番細いものは、簡単に炭を作ることが出来るので、束にまとめて、炭焼きが行いやすいようにします。

 この束から作る炭は、炭コタツの燃料として利用します。掘りコタツは、電気コタツと違い、暖かさを1日中持続させることが出来るので、電気コタツのように、暖かくなるまで時間がかかるということはありません。

 おまけに、電気代ゼロです。     炭焼き開始

 
 ● 少し太めの枝 

 太さ5cm前後のものは、乾燥させると、すぐに薪として使えるので、しっかり乾燥させた後に、お風呂を沸かすのに使用します。

 このサイズのものは、軽トラック山盛り7台分もある為、我が家では、お風呂、洗面所、台所で使うお湯を沸かす、ガス代は、一切かかりません。

 
 ● 木の幹や、太い枝
 枝だけでなく、病気になった木や幹を根元から切る場合もあります。

 幹の場合は、太さ20cmを超えることもあり、簡単には炭焼きが出来ません。そこで、まき割りをして、2または4等分します。

 1年間乾燥させると、薪として利用できるので、お風呂のお湯を沸かすのに使用します。